噴火後は溶岩湖が消滅し、
新たな巨大穴が出現!
火口の容積はなんと15倍に。
ハワイ火山国立公園が再開。
噴火後の雄姿をご覧あれ!
日本の火山の性質とは違って、ハワイのマグマは粘り気が少なく流動性が高いため、噴火してもよく映像で見るようにトロトロと流れ、ほとんど爆発的な噴火を起こしにくいものですが、5月17日はこのハレマウマウ火口でマグマ水蒸気噴火が発生。噴煙は7000mを超え、火口の最大沈下は500m以上といわれています。
35年ぶりの大きな噴火で5月11日には立ち入り禁止となった「ハワイ火山国立公園」。
しかし活動の鎮静化とともに、9月22日、ついに世界遺産のゲートが開けられました。
そこで、いち早くツアーを再開しハワイ島リピーターに人気となっている、
アロハ・コナ・ツアーズの「ハワイ島ぐるり周遊・よくばり観光ツアー」に同行。
大きな島を西に東に走り抜き、大変貌を遂げたキラウエア火山や溶岩台地の様子とともに、
パワーをもらえるオーラの洞窟や、虹が美しいレインボーフォール、本店限定クッキーが
引っ張りだこのビッグ・アイランド・キャンディーズ、そして夜の星空観賞などなど、
これでもか!というほどの、観て買って体験しての盛り沢山ツアー。
所要時間は約10時間。まるまる1日かけての、ハワイ島制覇です!
ハワイ島周遊・よくばり観光ツアー
キラウエア火山/ハレマウマウ火口
このツアーは、ハワイ島の主要リゾートエリアとなっている島の西側のホテルを出発し、いくつもの名所を巡りながら巨大なハワイ島を横断。およそ130㎞果ての東端までを往復する1日がかりの小旅行です。
全米一美しい白砂ビーチやパワースポットの洞窟などを巡りますが、なんといってもメインは、134日ぶりに開園された「ハワイ火山国立公園」。爆発噴火で変貌を遂げたキラウエア火山・ハレマウマウ火口の眺望です。
5月に活発な活動が始まる前は、ハレマウマウには真っ赤な溶岩湖がありましたが、それが消失。5月17日の爆発的噴火やその後の地震で、エンパイアステートビルがすっぽり入る深さまで一気に崩壊し、火口容積は15倍に。
その巨大火口がこの全面写真です。今まで展望場所だったジャガー・ミュージアムは閉鎖中ですが、「スチーム・ベンツ」から歩いてすぐのこちらが絶景ポイントとなっています。水蒸気の上がり方も圧巻。
キラウエア火山の驚異を肌で感じる
漆黒の世界が海抜ゼロメートルまで続く。
チェーン・オブ・クレーターズ・ロード
ハレマウマウ火口の展望台を後にして、国立公園内のチェーン・オブ・クレーターズ・ロードをずっと南下していくと、あたり一面「黒の世界」に包まれます。
粘性の低いサラサラ系の溶岩は冷えて固まると光沢のある縄のような「パホエホエ」という岩の帯となり、粘性の高い溶岩は光を吸収するようなゴツゴツした「アア」と呼ばれる溶岩に。
それぞれの帯の流れが幾重にも大地をうねる、黒のグラデーションがとても美しいキラウエアの山肌。そして、目の前にこの眺望が出現。
人が立っている少し先からズトンと急斜面で数十mの崖になっています。
海側の陸地が引っ張られて落ち込んだとされる長さ40㎞にもわたるヒリナ断層帯です。まるで地球が創り出した「大地と海のパノラマ展望台」。彼らのようにあの際に立って270度を見渡すと、左上空に白い月が浮かび、右方向には徐々にピンクに染まる雲が浮かんでいました。
ビーチ、洞窟、滝、火山、星空、すべて見せます!ハワイ島よくばりツアー
所要時間●約9~11時間
料金●大人(12歳以上)$185、子供(7歳~11歳)$150
行程●宿泊ホテルへ迎え→ハプナ・ビーチ→オーラの洞窟→レインボーフォール(虹の滝)→カメハメハ大王像→ビッグ・アイランド・キャンディーズ→キラウエア火山国立公園→カフェ・ペストで夕食→地元スーパーKTAで買い物→マウナケア山麓で星空観賞→宿泊ホテルへ帰着
Data
現地●アロハ・コナ・ツアーズ
HP/alohakonatours.com
Eメール/alohakonatours@gmail.com(日本語OK)
予約・お問い合わせ●「大人のハワイ」カスタマーサービス係
電話/03-6450-7207
受付時間/13時~19時(土曜・日曜・祝日は除く)
HP/otonano-hawaii.com